2025.02.19

【プロが教える】バラセメントとは?輸送方法や粉粒体運搬車の特徴をご紹介!

建設現場でよく見かけるセメント。実は袋詰めの他に、バラセメントと呼ばれる状態で輸送されるケースも多いことをご存知でしょうか。本記事では、バラセメントとは何かを分かりやすく解説し、その輸送方法や粉粒体運搬車の特徴について詳しくご紹介します。さらに、バラセメント輸送に関するよくある質問にもお答えしますので、ぜひ最後までお読みください。

バラセメントとは?

バラセメントとは?

バラセメントは、袋詰めされていないセメントを指します。セメントは石灰石や粘土、けい石、せっこうなどを原料とし、高温で焼成した後に細かく粉砕して作られます。

従来、セメントは袋に詰めて輸送されていましたが、袋詰めには荷役や開封の手間がかかるという課題がありました。そのため、現在では未梱包のまま運搬されることが一般的となっています。バラセメントは、専用の輸送設備を用いることで効率よく供給され、建設現場や生コン工場で広く活用されています。

バラセメントの輸送方法

セメントの輸送は、大きく1次輸送と2次輸送に分けられます。1次輸送は、工場からサービスステーション(SS)または直接ユーザーまでの輸送を指し、タンカーやタンクローリー、貨車などが使用されます。特に臨海工場から臨海SSへの大量輸送ではタンカーが重要な役割を果たします。

2次輸送は、SSから各需要先への配送であり、主にタンクローリーが活躍します。セメントは粉粒体のため、輸送には専用の車両が必要です。これらの車両は粉粒体運搬車、バルク車、バラ車などと呼ばれ、エアスライド式やエアレーションブロー式などの排出方式があります。バラセメントは流動性が高いため、さまざまな方式の車両で効率的に運搬可能です。

粉粒体運搬車の特徴

粉粒体運搬車は、細かい粉や粒状の材料を輸送するための特殊な車両です。輸送対象にはプラスチック原料のペレットや、小麦粉・砂糖などの食品原料が含まれます。

積み込みは、タンクの上部にある開口部から行われ、積載された粉粒体は密閉された状態で運ばれます。荷降ろし時には、タンク内に圧縮空気を送り込むことで、粉粒体を流動化させ、ホースを通じて排出します。この方式により、スムーズで効率的な搬送が可能となっています。

関連記事:【徹底解説】粉粒体運搬車とは?主な種類や構造、よくある質問まで詳しくご紹介! – 特殊車両の販売・架装・整備なら「株式会社トムコ」にお任せ下さい。

トムコの「特殊車両の早期収益化」サービスとは?

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バラセメントでよくある3つの質問

バラセメントでよくある3つの質問

バラセメントの輸送に関するよくある質問をまとめました。専門用語を分かりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

質問1.粉粒体運搬車の種類は?

粉粒体の輸送にはさまざまな方式があり、それぞれの用途に適した車両が使用されます。エアスライド式は、タンク底部に設置されたエアスライドキャンバスから空気を送り込み、粉粒体を流動化させて排出口へ誘導する仕組みです。セメントのような流動性の高い粉体に適しています。

ダンプ併用式は、タンクを傾けて粉粒体を後部から排出する方式で、清掃がしやすいが利点です。セミトレーラー式は、大量輸送に適した方式ですが、運転には高度な技術が求められます。

飼料運搬車は、スクリューコンベアを利用して鶏や豚の飼料を効率的に搬送し、食品メーカー向けの原料輸送にも活用されます。これらの車両は、それぞれの特性に応じた構造になっており、安全かつ効率的な輸送を実現しています。

質問2.粉粒体運搬車の構造は?

粉粒体運搬車は、粉状や粒状の材料を効率よく輸送・排出するために設計された専用車両です。基本構造として、タンク上部に投入用のマンホールが設けられ、下部には排出口が配置されています。

積載した粉粒体は、コンプレッサーによる圧縮空気の力を利用して流動化され、短時間で排出可能です。また、後部にハッチを備えたタイプは清掃やメンテナンスが容易で、作業効率の向上につながります。

用途に応じて設計が異なり、プロパンガス専用のバルクローリーなど、特定の物資を安全に輸送するための仕様を持つ車両も存在します。

質問3.最新の粉粒体運搬車にある機能とは?

近年の粉粒体運搬車には、より高い耐久性や作業効率の向上を目的としたさまざまな機能が搭載されています。防錆性の強化として、高張力鋼やアルミ素材を使用し、電着塗装を施したタンクが採用されてるのが特徴です。

また、内部の凹凸を減らすことで汚れやサビの発生を抑え、配管レイアウトも最適化されています。排出作業の効率化には、スクリュー回転式の大風量静音コンプレッサーを導入し、短時間での排出を実現しています。

さらに、食料品専用のバルク車では、食品衛生法の基準に適合した設計がされており、清掃や消毒が容易に行える構造になっています。

関連記事:【2025年最新】中古の飼料運搬車の販売でおすすめの会社3選

まとめ

まとめ

本記事では、バラセメントの輸送方法や、輸送に欠かせない粉粒体運搬車の特徴について解説しました。粉粒体運搬車には様々な種類や構造があり、近年では安全性や効率性を高める様々な機能が搭載されています。

バラセメント輸送に関する疑問についても解決しましたので、ぜひ参考にして、輸送コストの最適化や業務効率の向上にお役立てください。なお、トムコでは架装や修理・部品調達まで、お客様のニーズに合わせたサービスを提供しています。

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